2008-03-18 第169回国会 衆議院 議院運営委員会 第12号
時間の関係で、先輩の田波総裁に失礼な聞き方になるかもわかりませんが、今の、九八年、九九年のころでありますが、大蔵次官時代にまさに金融クライシスが発生した。
時間の関係で、先輩の田波総裁に失礼な聞き方になるかもわかりませんが、今の、九八年、九九年のころでありますが、大蔵次官時代にまさに金融クライシスが発生した。
それは二十年ぐらい前は課税すべき論だった、課税論者、大蔵次官時代からこれは課税すべきでないという考え方に変わってきております。これは経済状況その他から私はそういう結論になっておるのであります。従いまして、税制調査会は最近そういう課税論を出しておりますし、また大蔵省でも検討願うことになって、そうしてその結果が私が承服できるような理屈がつけば、私は喜んで課税に賛成する。
(笑声)いつまでも大蔵次官時代の大蔵大臣ではなかろうと思う。日本の政治史を読んでも、かように長く大蔵大臣をやられた大蔵大臣というものは珍しい。政治家池田大蔵大臣として、ひとつこれらのことを抜本塞源的にずばりと解決されるために、ことにこれは大蔵次官当時の責任もございますので、成長された池田大蔵大臣からどういう御方針でこれを御処理なさるのか、簡潔明快な御答弁を承りたいと思います。